いわゆる手袋ではなく、軍手。発売から今年で６年目になる、冬の小物の定番アイテム“GUNTE”。バゲットトートに始まり、道具としてのバッグを提案しているテンベアにとって、手袋もおしゃれでファッション性を追求したものというより、道具として実用性の高いものであることが“らしさ”と言えます。ウールで軍手を作ってくれるところはないか？　探し求めた結果、辿り着いたのが愛知県のとある工場。愛知県といえば、自動車に代表される輸送機械産業が盛んで、そこで働く人たちの必需品である軍手や靴下を製造する工場も以前は数多く存在していたそうです。そんな工場の一つが「おもしろそう」だと共感を得て作ってくれることになったのがきっかけ。テンベアの軍手でまず特徴的なのが、本体の色とパイピングのカラーリング。これも自動車工場などで実用されている物からヒントを得たものです。担当場所の用途に合わせたり、静電気防止用の軍手の目印になっていたり、工場の作業用では手首のパイピングの色を変えて見分けの目印にしているそうです。ちなみにテンベアにおけるカラーリングは、遊び心！　さて、そんなGUNTEの新作とその仲間たちのご紹介です。新作の素材はカシミア。想像の通り、糸がふんわりとしていて、着けた瞬間から暖かい。ウールとはまた違った着け心地の良さを感じられます。取り扱い店舗は３店舗のみ。テンベアショップと、神宮前にあるセレクトショップ『HOEK』と『ESTNATION』の別注品です。ショップごとにそれぞれ異なるカラー展開になっています。テンベアショップでは、BEIGE/NAVYとGREY/CREAMの２色展開です。ベーシックで色合わせもすてきなので、どちらにするか悩ましい！　ワンランク上のアイテムをお探しの人は、ふんわり気持ちがいいカシミアをおすすめします。　もちろん、カシミアではなく定番のウール素材も色、形含めてバリエーション豊富に揃います。GUNTEは10色展開で、指先のないタイプ、ミトンタイプ、そしてお揃いで楽しみたいマフラーは４色展開します。今季から初展開となるニットキャップにも注目です。このあったか小物たち。自転車に乗る人、スマホ対応でいい感じのフィンガーレスタイプの手袋と出合えてない人など、自分用に選ぶ人も多いのですが、それと同じくらい選ぶ理由として多いのが、贈り物用。実用的な軍手でありつつ、でもすてき。話題性に欠くことがないプレゼントアイテムとして選ばれています。相手の好みを狙って色選びができる、カラーバリエーションの豊富さもきっと魅力なのだと思います。今月下旬には各ショップにて展開される予定なので、インスタグラムのお知らせをチェックしてみてください。
【ラインナップ】
GUNTE
GUNTE (CASHMERE)
FINGERLESS GUNTE
MITTEN GUNTE
MUFFLER
KNIT CAP

GUNTE (CASHMERE) :1サイズ・2色展開。
BEIGE/NAVY
GREY/CREAM

GUNTE：２サイズ（メンズ、レディース）・１０色展開。
LT-GREY/BLUE
MID-GREY/PINK
CHARCOAL/SAX
BEIGE/LEMON
BEIGE/LT-GREEN
BUSH/FUJIIRO
KHAKI/BEIGE
SAX/NAVY
NAVY/LEMON
LT-YELLOW/CHARCOAL
※TEMBEA SHOPではCHARCOAL/SAXとKHAKI/BEIGEのレディースサイズの取り扱いがありません。

FINGERLESS：１サイズ・５色展開。
LT-GREY/BLUE
MID-GREY/PINK
CHARCOAL/SAX
BEIGE/LEMON
※TEMBEA SHOPではLT-YELLOW/CHARCOALの取り扱いがありません。

MITTEN：１サイズ・５色展開。
LT-GREY/BLUE
MID-GREY/PINK
BEIGE/LEMON
LT-YELLOW/CHARCOAL
※TEMBEA SHOPではCHARCOAL/SAXの取り扱いがありません。

MUFFLER：１サイズ・５色展開。
MID-GREY/PINK
CHARCOAL/SAX
BEIGE/LEMON
LT-YELLOW/CHARCOAL
※TEMBEA SHOPではLT-GREY/BLUEの取り扱いがありません。

KNIT CAP:刺繍無しの仕様です。１サイズ・５色展開。
LT-GREY
BEIGE
CHARCOAL
※TEMBEA SHOPではMID-GREY,LT-YELLOWの取り扱いがありません。

EDIT&TEXT：Chieko Koga(MOKA STORE)