TEMBEA

2022FW

「FALL&WINTER COLLECTION-2022」

テンベアのバッグの特長といえば、キャンバス地を軸としたデイリーかつワークバッグとしても使えるシンプルなデザイン、使い勝手のよい機能美があります。そして、どれもオーセンティックな存在感を持つバッグであること。そんな『TEMBEA』の2022年秋冬コレクションの一部が今日からローンチ。今季のコレクションアイテムをフォーカスしたいと思います。
 テンベアのアイコン的バッグとして挙げられるバゲットトート。ここ最近、人気サイズだというMINIサイズに注目。ナチュラル×ネイビー、ナチュラル×ブラックなどの定番4色に加えて、秋冬らしさと今の空気を取り入れた新しいカラーリングがさらに4色登場。他にはない全8色展開です。ベーシックな色使いのアウターの差し色になりそうなイメージで作られています。 好きな配色でバッグを選ぶ、という人もいれば好きなプリント柄を待っている人もいます。さまざまなイラストが描かれたプリント柄を展開している中でも、ドッグ柄はロングセラー。そんなドッグ柄が今季、イラストを6年ぶりにリニューアル。デザイナーいわく「裏テーマはトリミング。トリミングが必要な小型犬を新たに仲間入りさせています」。10月8日から始まる『ドッグフェア』で初お披露目となるそうなので、楽しみにしたいところ。 新作のマーケットトートに使われていたのが#0ステッチという糸。通常ミシンで縫える一番太い糸で、ステッチそのものがデザインの主役と言える仕上がりになっています。特有の無骨さもバッグという道具っぽさを感じるこの見た目も、最もテンベアらしさを具現化している新作だと思います。 今までと同じようでまったく異なる新鮮な印象を受けたのが、LOGOシリーズ。新色のライトベージュに合わせたホワイトレザーのハンドルにリデザイン。冬に似合う、物静かでシックな色合いは大人が持ちたいキャンバスバッグの象徴のように感じます。
新作としてはデリバリートートからはXSサイズ、バゲットトートからはSサイズが新たな展開になりました。 バッグ以外にも、本や書類を収納するためのブックトートがさらに大きくなったLARGEサイズが新たに登場。ブランケットやキャンプ用品をまとめておきたい時に重宝しそうです。冬の展開にふさわしい耳当てが付いた防風に最適なキャップや軍手などもあります。小物では小さな財布として最も人気が高いミニジップから新作のエナメル素材、アーティスト・HIMAAとのコラボアイテムからは500円玉専用のコインケースや手描きロゴを配した真っ白なトートも。さらにきれいな発色が目を引くBOAシリーズなど、気になるアイテムが続いていきます。 例えば代表的なキャンバス地のバゲットトートならば、使い込む内に身体に沿うように馴染んでくるのが一番の特長。そこには人それぞれのストーリーがバッグを通して作られていくような面白さがあると思います。自分だけの使い心地、愛着が持てるアイテムと、今季の新作からまた出合えますように。

BAGUETTE TOTE MINI
PRINT DOG
MARKET TOTE #0 STITCH
LOGO
BOOK TOTE
MINI ZIP
HIMAA
BOA

※9月から順次入荷していきますが、各商品の詳しい入荷状況はSNSでご確認ください。

EDIT&TEXT:Chieko Koga(MOKA STORE)
PHOTO:Nao Shimizu